ご挨拶

渋谷教育学園について

大正13年に誕生した学園は、戦後、渋谷の地で幼児教育を始めました。現在は、都内に渋谷中学高等学校、渋谷幼稚園、阪本こども園、晴海西こども園(令和6年4月開園)、千葉県内に幕張中学校・高等学校、浦安幼稚園、浦安こども園を運営しています。またシンガポールには、早稲田渋谷シンガポール校を、麻布台ではブリティッシュ・スクール・イン東京を運営するなど、幼児から高校生までの多様な教育の場を創出しています。

こどもの自立期における教育を中心に、『自調自考』の理念のもと、国際教育にも力を入れており、渋谷中学高等学校、幕張中学校・高等学校ともに首都圏有数の進学校として高く評価していただいています。その一方で、当学園は戦後から一貫して幼児教育に携わっており、渋谷幼稚園、浦安幼稚園での経験をもとに、こども園の運営にもいち早く取り組んでいます。

 関連法人である学校法人青葉学園は、東京医療保健大学(看護学科・医療栄養学科・医療情報学科)・同大学院、青葉学園幼稚園、青葉学園野沢こども園を運営しており、高等教育まで含めた教育実践をグループ全体で行っています。

学校法人渋谷教育学園 
理事長・学園長 田村 哲夫

渋谷教育学園として、6つ目の園が開園することになりました。渋谷区本町エリアは学校創立の地である杉並区和泉と発展の地である渋谷区渋谷のちょうど中間にあたります。古くから人々の往来が盛んな甲州街道をのぞみ、今も発展を続ける渋谷本町に新たに誕生するこども園が、地域に新しい活力を吹き込むこどもたちを育む場となるよう、地域の方々と協力してまいりたいと思います。

 幼稚園園長として長らく幼児教育に携わった経験を活かし、自立の基礎となる自発的な活動や好奇心に基づく自由なこころを育むことを教育・保育の目的とし、皆さまと楽しい子育てをご一緒できることを楽しみにしています。

 渋谷教育学園渋谷本町こども園をこれから宜しくお願い致します。

渋谷教育学園渋谷本町こども園
統括園長 高際 伊都子

はじめまして。このたび統括園長として渋谷本町こども園の開園と運営に取り組むこととなりました高際と申します。歴史ある本町で、渋谷区のご縁をいただき、新たなこども園を開園することをとても嬉しく思い、ワクワクしています。素晴らしい園舎、園庭を活かし、皆が笑顔で集う楽しく愛される園にしていきたいと思っています。

 これからの新しい時代を生きるこどもたちは、自分らしく主体性を持って生きていくことが求められています。学園の教育目標である『自調自考』は、自己理解が自立の基礎にあることを伝えています。幼児期は、こどもたちが自らの足で歩き、他者と一緒に遊び、学びあう関係をつくる大切な時期です。渋谷本町こども園ではこどもたちの成長を促し、自発的な活動を通じて、一人ひとりがかけがえのない存在であることに気づく手助けができればと思っています。そしてそこで育ったこどもたちが、「ちがいをきずなに変える街・ちがいをちからに変える街 渋谷」から世界に向けて巣立っていくことを願っています。

 これからも地域のこどもたちのために誠心誠意努めて参ります。どうぞよろしくお願い致します。